パソコンが高すぎる

2013年、今から8年前に自作したPCが

そろそろ天に召されそうな挙動をし始めた。

 

急に気分でフリーズしてみたり

BIOS画面で止まってみたり

USBを無効にしてみたり

さすがに悪戯が過ぎる。

 

当時はFF14がヌルヌル動くPCとして張り切って自作。

このPCがなければDQ10FF14も楽しめていなかった。

 

でも最近はめっきりゲームもやらなくなり

たまにYouTubeを見るかデータのバックアップを取るくらい。

しかしそれすらも満足にできないくらいPCは老いていた。

 

むしろこの8年とっくに寿命を迎えていたのに

無理をさせすぎてしまったのか…

 

ありがとう。

感謝の気持ちを胸に

断腸の思いで新たなPCを探すことにしました。

 

もはや自作PCの情熱もなく

写真の編集が出来るくらいの

そこそこのスペックで

そこそこの安さのPCでいいかなと

ネットを探し始めてみたところ。

 

おかしい、想像以上に高い。

半導体不足ってやつですか…

グラボはマイニングの影響なんですかね…

そこそこのスペックで10~15万くらいする。

 

もう面倒だからこの値段でもいいか、と悩み

面倒だけどコスト抑えてまた組むか、と逡巡し

結局いま稼働しているパーツを一部流用しながら

できるだけコストを抑える自作PCを組むことにしました。

 

目標5万くらい。

予算内でM/BとCPU、メモリ、SSDを新調する計画。

 

しかしパーツがなにが良いのか最早わからない浦島太郎。

なので価格comで人気上位を選ぶ作戦。

 

考えることを捨てた。

むしろ売れてるのであれば

YouTubeとかブログに解説あげてる人がいるだろう、という安心感も胸に。

 

☆CPU : Intel Core i5 10400 BOX → 2万
☆M/B : MPG Z490 GAMING PLUS → 1万
☆Memory : Corsair CMK32GX4M2E3200C16 (DDR4 PC4-25600 16GB 2枚組) → 1.6万
GPU : ASUS GTX670-DC2-2GD5(PCIExp 2GB)
SSD : Western Digital WD BLUE 3D NAND SN550 NVMe WDS100T2B0C (M.2 2280 1TB) → 1.2万
■Case : Define R4 Black Pearl
PSU : Strider Plus 750W (SST-ST75F-P)

 

結局、トータルで5.8万円。

 

まずM/Bは価格comで上位かつ安いものに。

このM/Bの規格に合わせてCPUも第10世代のi5。

i3でも良いくらいだったけど写真の編集くらいはしたいのでi5。

 

一番悩んだのはメモリ。正直8GBでも良かった。

動画の編集もしたかったので余裕を持たせようかと

欲を出してみたものの改めて思い直すとここは奮発しなくてもよかった。

そうすれば5万そこそこで済んだかも。

 

SSDは1TBへ。はー安いっすね。

8年前は128GBで1.2万円してたんで単純に驚きましたが

何より新たな規格が誕生していたことに一番驚き。

 

今回8年ぶりに自作PCを組んで驚いたことは大きく3つ。

 

1.M.2 SSDとかいう謎の新規格が生まれてた。

  あんなちっさいので1TB…時代は変わりますね。

  しかも取り付けもM/Bに直接付ければ良いとか便利すぎる。

  今までゴチャゴチャしていたSATAケーブルもなくスッキリ。最高。

 

2.謎のF付きCPU

  Fが付いてるCPUと付いてないCPU。最初まったく意味がわからず。

  危うく安いF付きを買うとこだった。

  調べてみるとF付きは内蔵GPUが無効化されているとか。

  グラボがぽしゃったら終わりそうなのでF付きは辞めました。

  半導体不足の影響でしょうか。

 

3.グラボの高騰

  噂では聞いてたけどまさかこんなに高騰してるとは。

  この値段で買える訳ない…

  GTX670には引き続き鞭打って頑張ってもらいます。

 

さまざまな環境変化があって

この時代にあえて自作PCする人も少ないだろうし

パーツごとの値段見たら普通に買ったほうが良いと思える。

 

自作PCなんて文化は風前の灯火に見えるけど

なんだかんだで一度組んでしまえば楽なもんだし

ある程度はコストも抑えられるから

細く長く続いていってほしいもんです。

 

また8年後に。